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Edyのビジネスの仕組み

Edyのビジネスの仕組みを説明しよう。Edyビジネスは「バリューイシュアー」と「カードイシュアー」、そして全体の運用を行うビットワレット株と加盟店との四者で構成されている。

そして、Edyカードの発行元は、Edyのバリューを発行する「バリューイシュアー」と、カードの発行を行う「カードイシュアー」の二者に分かれる点が従来のクレジットカードとは異なる。「バリューイシュアー」と「カードイシュアー」に分けることで、カードの発行を行う「カードイシュアー」はプリペイドに関する法律・プリカ法の登録の必要がなくなる。

次に、Edyカードの印刷をおこなうことができるのはEdyカード印刷業者として認められた企業で、大日本印刷などがある。

Edyカードの発行手順を説明しておこう。Edyカードの発行を行う「カードイシュアー」は、どのEdyカード印刷事業者を使うかをまず選定する。次にEdyのバリューを発行する「バリューイシュアー」を選ぶ。なお、「バリューイシュアー」は、三井住友カード㈱などの金融系企業があらかじめ認定されており、プリカ法に基づく登録がなされている。こうしてEdyカードは発行される。

出来上がったEdyカードを手にした利用者は、あらかじめEdyカードにチャージをしておく。

そして加盟店で商品を購入、Edyで代金を支払う。ビットワレット㈱はイシュアーから利用分の代金を受け取り、加盟店に利用代金を支払う。この時、ビットワレット株は加盟店から手数料を得るしくみとなっている。

ところで「バリューイシュアー」は、プリペイドした金額をお客さんが100%使用しなかったり、また使用するまでの資金の運用から生み出される、いわゆる「退蔵益」が事業収入となる構造である。

約五万店という加盟店の獲得には、ANAとのサービス提携に加えて、Edyの運用会社ビットワレットの株主の存在が大きい。

主要株主の構成は銀行、メーカー、さらには、携帯電話会社から航空、商社までと幅広く、その数六〇社を超える。

ソニーをはじめトヨタ、ドコモなど有力企業がひしめいている。この利点を活かして、日本各地の取引先からの加盟店化を全国区で進め続けている。  






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