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iDでブランド手数料が入るドコモ

ドコモのiDビジネスの仕組みの前に、まずは従来のクレジットカードビジネスについて説明しておこう。

クレジットカードの仕組みには三つのプレイヤーが存在する。まずは「クレジットブランド」で、VISA、MASTERなどだ。クレジットサービス全体のルールを策定する役割だ。

そして、会員を募集し、会員に利用代金の月々の詰求を行う「イシュアー」で、最後に、「アクワイアラー」が加盟店の獲得、管理の役割を批う。

さて、「クレジットブランド」は、加盟店ネットワークを共同で使えるインフラの提供をおこない、さらにはイシュアーやアクワイアラーの認定も行うことが重要な什事だ。

iDではドコモがこれを行った。

次に、収益構造について話しておこう。加盟店の手数料はアクワイアラーが徴収し、イシュアーとクレジットブランドとで分配する。たとえば、三井住友VISAカード」は、ブランドがVISAで、イシユアーとアクワイアラーが三井住友カード㈱だ。

さて、三井住友カードが「イシュアー」となっているケータイクレジットのiDサービス「三井住友カードiD」では、ブランドはドコモで、「アクワイアラー」は三井住友カードである。会員や加盟店開拓は三井住友カードがメインとなって行っている。

そして、三井住友VISAカードを「親カード」とし、おサイフケータイに搭載したiDを「子カード」と位置けている。

一ヵ月の利用限度は、親カードの利用上限で決まり、親カードと子カードの「iD」との利用合計額で判断する。iDでの利用請求は「親カード」利用分と一緒に、この場合は三井住友カードから会貝に行われる。

たとえばセブンが「イシュアー」の場合は、「セゾンiD」であり、セゾンカードが親カードである。0六年二一月時点でiDに参画しているカード会社は五〇社にのぼる。おサイフケータイで少額決済iDを利用したければ、まずこれらのクレジット会員になることから始めなくてはいけない。

ところで、iD加盟店が支払う加盟店手数料が2.5%と仮定すると、「イシュアー」の手数料は約〇・八%、「イシュアー」の手数料は1.5%、そしてiDブランド手数料は0.2%だ。つまり、iDブランドとしてのドコモの取り分は、意外と少ないことに気づく。






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